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火曜会65周年記念講演会
2021年11月13日・14日
場所:一橋講堂(東京・神田)
総合テーマ ”経過観察と個別対応”
Doctor book同時開催
 

講演会詳細

11月13日午後  第1部  欠損歯列との向き合い方~咬合支持の重要性とインプラント~
演者:金子一芳、筒井純也、設楽幸治、中舘正芳、若松尚吾、西島泉、中村一寿、村埜啓真

欠損歯列の難しさは、その多様性にあります。同じ歯式でもその背景は様々で、症例を正しく読むことは困難です。そこで我々は、欠損歯列を診る普遍的な視点として「咬合支持」に着目し、その重要性を継承してきました。一方咬合支持を失い、義歯を不安定にする要因が山積したもの、それが「すれ違い咬合」です。その構造的欠陥を打開し、咬合支持を再建するためにインプラントを活用するようになりましたが、果たしてその効果はあったのか?経過観察を踏まえて、多様な欠損歯列と向き合うために必要なことは何か考えてみたいと思います。


11月14日午前  第2部   歯周病治療は患者の個体差を捉えなければ始まらない
演者:千葉英史、鷹岡竜一、鎌田征之、斎田寛之、今村亮祐

私たちGPが行う歯周病治療の目標は、多くの場合「長期にわたり歯周炎から歯を守ること」のはずです。そのためには、①患者個々の特徴を捉えることで必要な治療を見極めて、歯周炎の改善と歯周組織の安定を得ること、②メインテナンスにおいてプロービングデプス、BOP、リスクファクター、歯周組織の老化等を注視しながら患者をサポートするとともに、さまざまな変化に対応して安定を維持していくこと、が求められます。火曜会では、患者の個体差を診ることが目指す目標に向かう第一歩と考えて、長く歯周病治療に取り組んできました。今回は、その考え方と実践例を示します。


11月14日  第3部  歯根膜を活かした歯科臨床
演者:松井宏榮、中村輝夫、甲田和行、林直也、江尻健一郎    須貝昭弘

歯の移動や自家歯牙移植は過不足のない臨床を行う上で欠かせない手技であり、私達は天然歯に備わる歯根膜の力を味方につけながら治療を行なっている。歯根膜の機能を効果的に活用した自家歯牙移植・非機能歯の活用・MTM・全顎矯正といった手段を用いた症例を提示し、その経過観察から歯根膜の魅力と威力をお伝えしたい。

1955年、スタディ・グループ”火曜会”は誕生しました。
以降メンバーの入れ替わりはありながらも、現在まで月1~2回の例会を続けてきました。
患者さんのそれぞれの特徴、問題点を”ひと”(一個人単位) ”くち”(一口腔単位) ”は”(一歯単位)で診て評価し、その特徴から症例の流れを読み ”個別対応” を心がけること。
行った処置の妥当性を ”経過観察”をしながら評価し、次に活かすこと。
これらを大切にするスタンスは、今も昔も変わりません。
派手さはありませんが基本に忠実に、時代が変わっても時代に流されない存在でありたいと私たちは考えています。
 
 
NEW
火曜会65周年記念講演会は、当初2021年2月13日、14日で予定しておりましたが、例年でさえインフルエンザが流行する時期だけに、まだ治療法が確立していない新型コロナウイルスの第2波、第3波の可能性も言われる時期であり、来場していただく方々の安全を考慮してやむなく延期することになりました。
延期日程は11月13日、14日です。この頃にはおそらく多くの問題は解決しているだろうと予測します。
火曜会ではすでに全会員の1度目の予演会を終えました。
一歯単位から一口腔単位、そして経過観察と個別対応、それぞれが火曜会から学んだことを臨床にどう活かし、これからの歯科界をどう考えるか、充実したそしてとても深い内容になっています。ぜひご期待ください。
新型コロナウイルス関連情報
新型コロナウイルスをめぐる問題は、世の中の構造をも変えかねない問題に発展しています。歯科臨床を続けながら、感染の問題とどう向き合っていくか、そしてアフターコロナの世の中でどのような対応が必要なのか、それらのことを考えるきっかけになればと思い、会員のHPなどを中心に情報を集めました。